ホワイトな保育園が出来るまで

ブラックだ、過酷だと言われる保育業界。ホワイトな保育園は実現不可能なのか?会計や労務を踏まえ、現場の裏話も交えつつ記載していきます。

手厚い人員の重要性

久しぶりの更新となった。

新型コロナで社会的に色々と不安定さが見られる。

そんなタイミングだが、あえて、保育士の求人を出すことにした。

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当園は、限られた収入だから、支出を抑えましょうとする結果、全体にとって良くない環境になることは望ましくないというスタンスでいる。

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しかしながら、当然にある程度の限界はあるわけで、直近に関しては保育士の追加採用をするか、しないか、ギリギリのところでずっと迷いがあった。

特に、幼稚園や大規模園への転園予定があったことから、3月までを乗り切ればという思いも強く、今思えば、どちらかというと「収入をふまえて支出をおさえよう」という気持ちに寄っていた。

そんな中、新型コロナの感染拡大防止のために、休校の要請がなされたことで、長期にわたって影響の出てしまう職員が発生した。

普段から配置基準より手厚い環境にすることで、急な欠勤にも対応できる体制にしているとはいえ、それはあくまでも突発的な1日から数日の間に、1,2名程度までのことであり、さすがに1か月近く、何人もの欠員が出ても大丈夫なほどの余力は無い。

とはいえ、全国で休校が実施されたとしても、幼稚園も休園となったとしても、保育園には【福祉施設】としての役割を最後まで担うことも求められている。

結果的に、職員に過度な負担をかけてしまう可能性を前に、やはり、人員は多少余剰であっても、充実しておく必要があると感じたのだ。

ということで、急募ではなく、現場もカツカツではない今回の求人。

是非、保育を頑張ってみたい方はご応募いただきたい。

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